るみぶろぐ

ワクワクを原動力に。ネイル、インターネット、

新幹線は考えごとをするところ

帰りの新幹線の中では、いつもいろんなことを考える。

 

 

今年のお盆休みは6連休だった。社会人になってからはずっとシフトの仕事だったんだけど、今年やっとカレンダー通りの休みの仕事につくことができた。

土日祝休みってすばらしい。

 

 

ということで、えきねっとで15%OFFの新幹線のチケットを買って

日曜日に実家に帰った。

今年のお盆は母親の新盆ということもあって、「お母さんが帰ってくるなあ」っていつもよりも、というかずっと、「お盆」というものを考えることになった。

いつもお母さんは私のことや家族のことを見守ってくれていると思っているんだけど

お盆はそれがいつもより体現できるというか、お母さんがいるんだと実感できるようなそんな気がして、とにかく楽しみだった。

 

長期休みにはお姉ちゃん夫婦と、子供と、お兄ちゃんと子供たちが実家に遊びにくるんだけど

今年は中学生になった姪っ子がごはん作るの手伝ってくれて

すっごい助かった。

私が中学生のころに産まれた子なのに、もう同じ年になったんだと思うと感慨深いというか

時がたつのは早い。

次に会うのはお正月だと思うから、また大人になってるんだろうなー。

私もはやく自分の子供ほしいって思った。

 

 

 

花火

 

きっと 控えめだったお母さんは、私たちの目に見えるように、わかるように現れてはくれないんだけど

子供たちみんなで花火をしてるなかで

なんとなくお母さんがいるような気がした。

もし生きてたら、子供たちのなかで 嬉しそうに一緒に花火してるんだろうな

そんな時間があたたかかった。

 

 

 

そんな休日を過ごしてる間にもう帰る日になってしまった。

91歳のおじいちゃんは朝ごはん食べたあと自分の部屋で寝るから、

午前中に家を出た私はばいばいできなかった。まあまた年末帰るから。

それまで元気でいてね。

夏の残暑が終わるころ、疲れがたまった秋ごろが一番体調くずしやすいから

気をつけてね。

何かあったらいつでも飛んで帰るからね。

 

 

お兄ちゃんに駅まで送ってもらって、新幹線に乗った。

新潟駅はお盆で帰省してる人でいっぱいだった。

会社と旦那さんにおみやげを買った。

新潟駅にはおいしそうなおみやげがたくさんある・・・。 

毎回何を買おうか悩んで、買ったことないのに挑戦しようかなって思うんだけど

結局私がお気に入りの、前買っておいしかった安田牛乳のラングドシャを買った。

職場、甘いものが好きな男性が多いから喜んでくれるといいな(喜んでくれた)

ミルクが濃くておいしいのです。おすすめ。

 

安田牛乳ラングドシャ

安田牛乳ラングドシャ


 

 

 

 

帰りは始発だから、自由席にした。

さすがお盆。だんだん人が多くなって、空いてる席がなくなって、

通路に人が立ってる。 

 

新幹線の中でいつもいろいろと考えるのが私は好きで。

というか、ついつい考えてしまう。

お母さんが生きてた頃は、正直、あんな体のお母さんを置いて

東京に帰ってしまうことに罪悪感でいっぱいだった。

家に帰ってからさんざん泣いた。 

だけど実家に帰るっていう選択をする勇気もなかなかなくて

どうするのが最善なのか、誰にも相談できずにいた。

 

きっともうそんなに長くないんだろうと、心のどこかで思っていたけど

そうこうしているうちにお母さんはいなくなってしまった。

きっとこの世に愛想をつかせてしまったんだろう

 

いや、自分の役目を全て終えたから

力尽きてしまったんだろう

こっちが正解かもしれない

 

気力だけで生きていたような人だったから。

 

あんなに苦労させてしまったのに、たいした恩返しもできなくて

私は本当に後悔してるんだけど

 

でも、最後まで立派に生きたひとだから

きっと天国に行って、おばあちゃんと楽しく暮らしてるといいなって思ってる

私もお母さんに恥じないくらい立派に生きて

お母さんと同じ世界でまた暮らしたいです。

 

 

 

日常生活の中では、仕事や生活のことで必死になるから

そんなことは考えない。というか考える余裕がない。

日常に埋もれてしまってるんだけど

帰省するたびに大事なものを思い出すから

定期的に実家に帰るのは大事なことだって思う。

 

次帰るときまで、また立派に頑張るから

これからも見守っていてください。